【織匠　万勝】 特選正絹袋帯 ≪紹巴引箔・春繭使用≫ 「乱菊唐草文」 煌めくモダン。 粋にハイセンスな極上の趣味性…

極上の趣味性…
京の名門「織匠万勝」より、通好みの逸品袋帯をご紹介いたします。

『紹巴』織は、高級品として代表的な「つづれ織」に似ていて、
緯糸（ぬきいと）が経糸（たていと）を包み覆うような織り方であり、
緯糸によってのみ、柄デザイン・配色を織り上げられるものをさします。

締められた際、他の織物の帯と比較しまして、
緯糸同士の摩擦が大きいので「絹鳴り」がして、
ゆるみにくく、締めやすいのが特徴となっています。

さらに、最高級の国産絹糸のみが持つ、しなやかさと柔軟性、伸縮性に優れ、
織物として薄くて、軽くて型くずれしにくい、最高の帯の風合いと締め心地を、味わっていただけます。

しなやかで密な帯地に綾なされた意匠…
引箔の金の濃淡が、大人の帯姿を演出いたします。
その地に富貴な唐織をたっぷりと施し、乱菊唐草文があらわされました。

決して単純な表現方法ではございません。
いぶされたかのような金の箔糸に、細やかな白糸使い。
それらが一体となって、工芸品のような表情を醸し出しております。

織地の品格、意匠性のこだわり、
まずどのようなお席にも同じような柄行にはなかなか出会われることはないでしょう。

ご存知の通り、量産する機屋さんの帯ではございませんので、
きもの市場でもなかなか、ご紹介の機会に恵まれませんでした。
この機会をお見逃しなく、どうぞご検討くださいませ。


■織匠【万勝】　略歴
昭和27年　伝統工芸技術者の四代目として生まれる
昭和42年　西陣で織物師の下で修行に入る
昭和51年　知識と経験を生かし名古屋帯を中心に製作を始める
昭和55年　名古屋帯の感性で袋帯の製作にかかる
　　　　　「北山斜子」実用新案下る
昭和58年　「珀稜」・「北山つづれ」実用新案、商標登録する
　　　　　「縫箔」開発
平成12年　新たに織匠【万勝】を設立