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ボタニカルコスメ、日本古来の椿に秘策あり「古谷尚子がみつけた素敵なもの」vol.15

ボタニカルコスメ、日本古来の椿に秘策あり「古谷尚子がみつけた素敵なもの」vol.15

ボタニカルコスメ、日本古来の椿に秘策あり「古谷尚子がみつけた素敵なもの」vol.15

2023.04.11 （2023.04.19 更新）

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あの吉永小百合さんの心をも動かした”椿の力”とは？　今、古谷さんのパウダールームにあるのは……着物ファンにもおすすめしたい『五島の椿』のスキンケア！

目次

免税店で海外高級コスメを買いまくっていたあの日
あの吉永小百合さんがアンバサダー
五島列島と椿の効能
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その昔、コロナ前。

ウサが溜まったバリバリキャリア系オンナが3人集まれば、やれ沖縄だやれハワイだと、旅行先の免税店で高級コスメを買いまくるというのがお決まりのパターンだった……

記憶の後半は、“ナチュラルコスメ”や“オーガニック”がまるで水戸黄門の印籠のような効力を放ち、わけもわからず買って帰っては、たいして使わずに終わるか人に配るという反SGDs的な無駄をやっていたのだった。

いろんな意味でいい加減に大人になった今、私のパウダールームにあるのは、たった3つの『五島の椿』。

おいくつになられても変わらぬ上品で知的なオーラを放ち、まるで女神降臨かと思うほどその場の空気を変えてしまいました。

もともと長崎県・五島の豊かな自然と人々の暮らしに魅せられてプライベートで何度も島を訪れていたという吉永さんは、五島列島の椿をブランディングし、椿を活用した産業で五島を活性化させるという地方活性「五島の椿プロジェクト」の椿サポーターに就任。

プロジェクトの認定パートナーである五島の椿が開発した「椿酵母せっけん」を使ったときに、他にないくらいの泡立ちによさに感激したのだそう。

「椿の葉保湿水」と「五島の椿フェイスオイル」について、

「乾燥が気になる肌に、スーッと入ってくる感じが新鮮。水のようにさらりと軽いのに美容液のような濃密な潤いが残る」

と椿の美容力を実感しているコメントから、36年前に化粧品のアンバサダーは自分のステージではないと決めた吉永さんの心を動かすほどの商品なのだとうかがえます。

「何も足さず、これが自然由来の原料から生まれたことに、五島の可能性を感じています」

という言葉に、日本にはもともといいものがたくさんあるのに、みんな忘れていないか？それってきもの世界にも通じる話では？と思ってしまうのでした。

実際使ってみると、泡立ちネットでもりもり泡がたつ「椿酵母せっけん」は、肌の上でしばらく滑らせても泡がしぼまず、洗い流したあとのつっぱり感のなさにびっくり。

「椿の葉保湿水」は、とってもナチュラルで素直に浸透していく心地よさにたっぷり使ってしまう！（敬愛するカリスマ美容家I氏が、「化粧水は高いものを少量使うより、安くてもたっぷり使ったほうがいい」と言っていた！）

椿油特有の香りはほとんどない「椿酵母オイル」は、伸びがよくべたつかず、乳液やクリームの代わりに使え、保湿水とのセット使いで完成という感覚。

かくして、たくさんいたコスメたちがベンチに退き、『五島の椿』が不動のスタメン3選手として君臨しているのでありました。

元(株)世界文化社『家庭画報特選きものSalon』編集長。
メンズ＆レディースファッション、きもの、食、そして美容の編集者としてIKKO氏の書籍をベストセラーに。各種イベントの企画・運営も手がけ、通販事業「和美人百貨店」ではプロデュース兼バイヤーとしてオリジナル商品を多数開発。各種ワークショップや読者イベントを企画・運営するなどマルチエディターとして活躍。鎌倉市在住。
趣味は旅行、陶芸（陶芸歴30年）、袱紗・仕覆の制作、料理、園芸、ゴルフ、スポーツ観戦。

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