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衣裳で愉しむ祇園祭「京都・祇園甲部芸妓、佳つ雛日記!」vol.4

「この時期、3年目くらいの舞妓ちゃんで「おふく」を結うた子が、7月10日頃から後祭24日まで「勝山」を結います。」 東京オリンピック聖火ランナーに選出された京都・祇園甲部芸妓の佳つ雛さん。花街での日常を、やさしく素直な目線で語ります。

鴨川の景色

こんにちは!
みなさんどうお過ごしですか。
梅雨が明け夏本番を迎える季節どすね。
気をつけながらですが、お仕事も少しずつ戻ってきています。

うちらは先月から営業も再開し…
お稽古では、マスク・フェイスシールドをしながらとなってます。

祇園祭も縮小が決まり、お囃子(おはやし)の音色も聞けない京都。
とてもさみしおすね…

祇園祭はもともと、疫病が流行したときに、勅を奉じて神泉苑に66本の鉾を立てて祇園の神を迎えて祀り、洛中の男児が祇園社の神輿(みこし)を神泉苑に送って厄災の除去を祈ったのに由来しているそうどす。
この、世界中で大流行してしまっている疫病を撃退してほしおすね。

祇園祭
舞妓ちゃんは「勝山」を結う

この時期、3年目くらいの舞妓ちゃんで「おふく」を結うた子が、7月10日頃から後祭24日まで「勝山」を結います。
左右に梵天を挿し、とても豪華で豪華で可愛らしく好きな髪型でしたが、とても重たくもあり、お辞儀をするときに鬟(わげ)の重たさで痛みがありました…涙

花笠巡行の日には八坂神社さんの奉納舞があり、祇園街は「雀踊り」という、舌切り雀のお話の舞をさせてもらいます!
祇園街が出させてもらうのが2年に1度なので、舞わせてもらうのがうれしおすし、傘をかぶって片肩を脱ぎ、お襦袢までも雀が描かれているというステキなお着物です。

祇園街は「雀踊り」を舞う
傘をかぶって片肩を脱ぐとお襦袢にも雀
祇園祭の鉾の柄の帯

宴会着の方ではこんな帯!
わたしは背が低いので矛先が見えないという…(笑)。
何鉾かわかりますか?
★答えはコラムの最後に

そしてもう一本の帯が御神輿(おみこし)どす!
どちらもお客様から大好評で、写真を撮ってもらうのうれしおした♡

御神輿の柄のだらり帯

今も小田本の舞妓ちゃん達がしめたはるので、ぜひみてあげとくれやす。

おおきに。

★長刀鉾の帯どした。