商品番号:1563013
(税込)
細部に至るこだわりを感じさせる、友禅の染め…
帯地にパッと映える意匠を込めた、素敵な京友禅の染九寸帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
染帯好きの私としては、見逃せない粋で存在感のある構図に惹かれて
仕入れて参りました!
この加工でこのお値段であれば、本当にお値打ちだと思います!
染めの名古屋帯は付下げ、色無地から小紋、紬、御召のお着物まで、
幅広くご活用いただける重宝するお品でございます。
また、個性が特に表現される帯ですので、
是非お気に入りの一本を見つけていただきたいと思います。
大量生産されているお品とは全く違います。
ひとつひとつを、本当に丁寧に職人さんが創作されますので、
作品数自体が少なく、希少な作品となっております。
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
手描糸目友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
ふっくらとしなやかで、透けた絽目が涼感を誘う絽ちりめん地は、
夏前の単衣が最もお薦めで、盛夏にもお締め頂けます。
深みのある墨色をベースにして、同じグレー系の濃淡で市松を浮かべ
お太鼓と前柄には「蔦ぶどうに露芝」の柄を描きました。
草花の一つ一つの彩りが帯地にしっかりと映えて
一挿し、一挿し、繊細に込めた手仕事ならではの彩色が
見るものの目をハッと惹き付けることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.8m(お仕立て上がり)
白帯地には、特選絽ちりめん地を用いております。
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 6~8月(夏前単衣~盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、パーティー、行楽など。
◆あわせる着物 カジュアルな付下げ、小紋、色無地、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。