商品番号:1561727
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
このような一条をお締めになれば、
お出かけももっと楽しくなることでしょう。
文久元年創業、京の老舗染匠「岡重」による、
ユーモラスで洒落味豊かな九寸帯でございます。
「伝統とモダンを融合させた京都の染匠」
老舗ながら、今も独自の感性で愛され続けるブランドです。
ぜひ、お見逃しなく!!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
やわらかなちりめん地を用い、
金彩を添えて表現されたのは、愛らしいキューピーと小犬の姿。
色とりどりの毬に戯れる楽しげな情景が、
アンティークモダンの趣きを漂わせています。
岡重ならではの遊び心あふれる意匠は、
洋画的センスと京友禅の確かな技術が融合したもの。
深みのある地色に映える金彩のきらめきが、
装いに独自の華やぎを添えます。
小紋や紬などの洒落着に合わせれば、
粋で愛嬌のあるコーディネートをお楽しみいただける一本。
見る人を思わず微笑ませる、岡重ならではの洒落帯でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.6m
柄付け:お太鼓柄
※開き仕立てです。
※パールトーン加工タグが縫い付けられています。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。