商品番号:1561512
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
博多織の伝統を守りながらも、
現代の感性と用途に寄り添う帯づくりで評価される、
博多帯といえば…といわれるほど、織りに定評のある名門機屋。
名門より透け感のある夏向けの八寸帯のご紹介です。
しなやかさと通気性を兼ね備え、見た目にも肌触りにも涼やかな一条。
経糸の張りと緯糸のしなやかさを絶妙に調和させた独自の織りは、
締め心地も抜群で長時間の着用でもゆるみにくいのが特長。
縞の表現も、技術と美意識が融合した端正な表情です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
博多ならではの張り感ある地風。
まろやかな白色を基調に、薄桜色の波模様が織りなされました。
緯糸によるリズム感は、単調さを避けながらも帯としての静けさを保ち、
上品で知的な印象を与えます。
控えめながらも凛とした佇まいは、盛夏のきもの姿を格調高く彩る名脇役です。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせるお着物 色無地、小紋、織の着物