商品番号:1556842
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
ごくふっくらとしなやかな風合いが特徴の
草木染飯田紬着尺をご紹介致します。
実際にお手にとっていただければそれだけで本品の素晴らしさが伝わる…
そんな作品でございます。
廣瀬収宏氏率いる廣瀬草木染織工芸による、
上質紬を仕入れて参りました。
色糸の全てを本草木染し、完全手織りにて大切に織り上げられた…
匠技とその心のこもった、創作品でございます。
現在では、廣瀬さんご夫婦含め数名の職人さんだけで製作されているため、
創作数自体が少なく、また後継者もいないため、
今後いつなくなってしまうかわからない希少な飯田紬でございます。
今回は米沢の隠れた工房、繭屋清十郎(繭屋あだち)より、
憧れの吉野間道帯とのコーディネートセットをご紹介。
この機会にぜひご検討くださいませ。
【 色・柄 】
[着物]
経糸(たていと)は生糸を使い、
緯糸(よこいと)は手紡ぎ糸を使用して、
信州飯田の美しい自然の恵みから生まれた織物です。
柔らかな灰白色の無地。
見れば見るほどに奥深い、草木の自然のお色が感じられます。
着込めば着込むほど、結城のようにさらにしなやかさが増すことでしょう。
また本草木染のお品ですので、色合いにも味わいがにじみ出てまいります。
想いの込められた創作品を、心を込めて、お届けいたします。
[帯]
逸品のお品だけが持つ存在感と風格。
しなやかでハリを感じさせる帯地は
落ち着いた茶色を基調として。
シンプルな風合いながら、味わいを醸し出す美しい地です。
その地に、畦織状に浮かぶ彩り豊かな吉野間道模様。
おだやかな暈しも織りにて表現されております。
味わいある彩りとシンプルな意匠ながら、引き込まれるような洒落味の迫力。
ハイセンスなものを、さりげなく身にまとう贅。
これぞ大人の通なお洒落。
おきもの通の方にも絶対に喜んでいただける、自信の作品です。
糸からこだわり創作された一枚。
通の方にも絶対に喜んでいただけると、自信をもってお勧めいたします。
【 手織工藝・繭屋清十郎(繭屋あだち)について 】
明治期に初代・安達光蔵が蚕糸業界に従事したことから始まります。、
繭問屋安達を創立し、養蚕から始まり
米沢など地元の織元を中心として、
全国織物産地への絹糸の販売も開始しました。
その後、絹製品部が設立、
「蚕→繭→絹糸→絹織物」までの一連業務が完成し、
全国でも唯一稀有の存在として注目されたそうです。
現在も地元では「まゆやさん」の通称で親しまれています。
最近では織物工場の協力で糸作りからこだわった安達オリジナルブランドの商品を創作されております。
【 飯田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
長野県飯田市を中心に生産される絹織物
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
草木染めの糸を使用した手織りの紬で
江戸時代には格子柄が中心であった。
「飯田縞」「飯田格子」などとも呼ばれた。
[着物]
絹100%
長さ12.5m 内巾38cm(最大裄丈約72cm)
信州飯田・廣瀬草木染織工芸
草木染め100%
経糸:梅
緯糸:梅
※湯通し済
[帯]
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
※節や織段などございますが、素材や手織りの味としてお楽しみいただければ幸いでございます。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)