商品番号:1551139
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
染織家・下井伸彦作、
本草木染め手織りの九寸帯のご紹介いたします。
氏の作品は流通ルートが決まっており、
これまで数えるほどのご紹介しかございません。
その中でもたまたまこれぞというお色柄に出会うことができました。
大自然の深みのあるお色、手織りによる豊かな表情、
絹本来の艶めきが感じて頂ける逸品。
ご紹介も少なく、本当に希少でございます。
この度、たまたま問屋さんがお持ちだったところを仕入れてまいりました。
織物ファンの方、どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【お色柄】
シンプルゆえに手のかかる織。
シンプルゆえに感じられる、素材からのこだわり。
その時々の少し自然の変化によっていかようにも変わる、
その時限り、一期一会の色もよう、本草木染め。
穏やかな白茶色を基調に浮かぶ吉野間道模様。
茶、藍、白色などで織り込み、
素朴な織りながら都会的な表情に仕上がりました。
【 下井つむぎ庵 下井伸彦氏について 】
信州紬の染織家として活動を続けておられる、下井伸彦氏。
自ら創造的染織作品を発表するというよりも、
意匠デザイン等の要望を受け、そこに自らの創造的染織の感性を活かし、
紬織物を織っていくことが多い作家。
さらに近年は、とりわけ天然草木染め糸の染色にこだわり、
なおかつ創造的な手織り技法にもうちこんでおられると聞きます。
そのため最近では「信州紬」の名を外し、
自らの「下井」から「下井紬」としていらっしゃいます。
日本伝統工芸士作品展にて、特賞受賞経験もございます。
【 飯田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
長野県飯田市を中心に生産される絹織物
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
草木染めの糸を使用した手織りの紬で
江戸時代には格子柄が中心であった。
「飯田縞」「飯田格子」などとも呼ばれた。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯
染料:植物染料(すすき、梅、たまねぎ、化学染料)
織元:下井伸彦
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。