商品番号:1554664
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
一面に広がる氷雪の世界、ただひとり佇む…
日常の喧騒を忘れさせるような静けさと、心をふっとほどくユーモアを兼ね備えた一枚。
訪問着という格式を保ちながらも、
その中に遊び心を巧みに染めなした、唯一無二の存在感を放ちます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ほのかに、明るい光沢を感じさせる
さらりとした質感の絹地を紫色を染め上げました。
お柄には、白銀の氷山が浮かび上がる大胆な構図。
氷の質感は染めと絞りを重ねることで立体的に表現され、
そこにたった一羽、ペンギンが佇みます。
氷の割れ目や水面のうねりも緻密に描き込まれ、静寂の中に動きと生命感が宿ります。
伝統の枠にとらわれず、自由な発想で纏う楽しさを教えてくれる訪問着。
アートをまとうような一着は、特別な日の記憶を、より鮮明に美しく彩ってくれることでしょう。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾38.5cm (最長裄丈約73cmまで 最長袖巾肩巾36.5cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。