商品番号:1554666
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
光と陰、動と静、雅と洗練。そのすべてを静かに語るかのような一枚。
ひと目で見る者を惹きつける品格と、装う人の立ち姿に透明感を添える意匠美は、
まさに現代の名品と呼ぶにふさわしい訪問着です。
控えめでありながら、どこまでも印象的…
そんな装いの理想を…
昔ながらの手染めにこだわり、よき友禅の加工で、
ハイセンスなデザインの専門店向けの逸品ばかりを創作されている、
京の工芸染匠による高級訪問着のご紹介です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
やわらかく溶け込む、上質な紋意匠地。
清雅な白色をベースとして、
流れるような縞模様が下方から立ち昇り、まるで霧雨が空へとほどけていくかのよう。
縦のラインに交差するように、煌めく銀彩や草花文が細やかに散りばめられ、
静謐な中にも華やぎが宿ります。
格調の中に、繊細な感性を隠し持つ成謙ならではの逸品。
式典やお祝いの場はもちろん、アートをまとうような感覚で、
幅広いシーンに映える訪問着です。
大人の女性にこそふさわしい、静かに主張する美しさをぜひご堪能下さいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾38.5cm (最長裄丈約73cmまで 最長袖巾肩巾36.5cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、レセプション、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。