商品番号:1550662
【 仕入れ担当 渡辺より 】
このような花織、どこを探しても見つからないでしょう…
日本工芸会正会員・大城一夫氏による、
南風原花織の希少な絵羽着物のご紹介です!
なんと今回の作品、
花織では大変珍しく“金糸”を用いた作品なのです。
金の花織、いったい誰が予想できたことでしょう。
出会ってしまえば、なるほどとなりますが、
思い付き、作品にまで仕上げるこの大胆さ。
常識に囚われず、
新たな世界を探求し続ける一夫氏だからこその作品かと存じます。
金糸を使用しているため、
組合の証紙が付かず、いわゆる格外品となってしまうのですが、
意図して格外品として制作されております。
一目見て惚れ惚れして買い付けてまいりました。
もちろんのこと、数多く制作されるものではございません!
次回のご紹介もお約束できない状況です。
琉球ファンの方!既に花織をお持ちの方!
古典的な花織に少し躊躇されている方!
市場に出回る花織とは一線を画す、
新たな花織の世界をとくとご堪能くださいませ!
【 お色柄 】
軽やかな風合いの紬地はシックな黒色。
一面に両面花織による浮織をほどこし、
お袖やお裾には地色に映える、
虹色の彩色に近いグラデーションによる経絣の表情が美しい横段を表現。
そして・・・
横段の一部には金糸による花織模様が浮かびあがります。
金糸の良さを最大限に活かされる構図・配色、
センス良き作品を多数手がけられている一夫氏だからこそ、
ここまでの面持ちに仕上がっております。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
断ち切り身丈183cm、内巾38cm(最大裄丈約72cm、最大袖巾約36cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 洒落袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)