商品番号:1549060
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
加賀友禅作家【 故:矢田博 】氏による
野山に自生する草花のお柄を染め上げた
九寸名古屋帯のご紹介です。
加賀五彩をベースに淡い彩りを取り入れる技法を
確立した矢田氏らしい色使い、デザインのお品で
付下、色無地、小紋、織のお着物などにあわせて、
すっきりとした帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
薄手で柔らかな地風の帯地をおだやかな
きつね色に染めあげ、白い花をたくさんつけた
山牛蒡の花がお太鼓柄にてあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済みのお品として仕入れてまいりました。
うっすらと着用シワ、たたみジワがございます。
また、若干アタリ(生地の摩擦によるへこみキズ)が
ございます。
リユース品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 矢田博について 】
加賀友禅作家
伝統工芸士
石川県無形文化財加賀友禅保存会会員
昭和初期に土屋素秋に師事後、
水野博について加賀友禅を修業。
独立し矢田白を発足。
「黄土」「緑」「蘇芳」「藍」「古代紫」の
5色からならなる「加賀五彩」に淡く華やかな
色をさらに取り入れる技法を確立。
写生を重視したダイナミックな構図、
巧みな図案化で高い評価を得た。
【 経歴 】
1919年 生まれ
1955年 水野博の元で修行開始(土屋素秋に師事後)
1968年 独立。矢田白を発足
1975年 伝統産業加賀友禅競技会にて金沢市長賞受賞
1980年 伝統工芸士認定
1983年 石川県無形文化財加賀友禅保存会会員認定
1986年 死去
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
絹100%
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
※花期にあわせるならば6月、9月の単衣の時期が適です。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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