商品番号:1522613
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
豊かな自然に囲まれた雪国より…
土台しっかりと、本当によきものはいつの時代も愛され続ける。
本塩沢はまさに、定番の一枚としていただけるお品でございます。
今回ご紹介の作品は越後塩沢『大丸織物』さんのお品。
『本塩沢』を織り上げることのできる数少ない織元のひとつでございます。
今回のお品はシンプルな柄を織りなした
本塩沢の中でも特に使いやすいお品。
さらり、しゃりりとした質感が味わい深い
着回し力抜群の一枚をどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
強撚糸を用いた独特なしゃり感と肌触りのやわらかな地は
さらりと肌につかない、上質な仕上がりの絹地。
深い鉛色の地には細やかな縞模様を織りなして。
飛び柄調に雪輪文様を浮かび上がらせたシックな意匠…
統一感ある色彩でシンプルに、着こなしやすい一枚に仕上がりました。
シンプルなお色柄となっておりますのでコーディネートをお楽しみいただけ、
流行に左右されることなくお召しいただけるおすすめのおひとつです。
雪深い山里で一本一本の絹糸に心を込めて織り上げたお着物ですので、
その心地よさはきっと肌奥に通ずることでしょう。
塩沢の地風を、どうぞ存分にご満喫くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
※居敷当付き、背伏せあり
※パールトーン加工済み
身丈(背より) | 148cm (適応身長153cm~143cm) (3尺9寸1分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 50cm(1尺3寸2分) |
前巾 | 27cm(7寸1分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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