商品番号 999653

●【織匠小平】 特選西陣織袋帯 ≪貝紫染・ビロード織≫ 「山波・銀」 ≪素材感とお色へのこだわり。≫

西陣の老舗・織匠小平より、
一歩先ゆくステキな和姿を演出する、特選袋帯をご紹介いたします。
今回ご紹介のお品は、「絹ビロード糸」を用いたひと品でございます。

ポルトガルから伝来したとされるビロード織。
13世紀のイタリアで発祥した織物で、その美しさから織物の王様とも呼ばれ、
ヨーロッパの王侯貴族に親しまれてきました。

二本の糸を撚っていく際に、ほかの糸を巻きつけていき、
その後巻きつけた糸をカットします。
そうすることで切られた糸が四方に広がり、ビロード糸が出来上がります。
そのビロード糸を織り込んだ魅力的な作品をご覧くださいませ。
上品に煌く銀の箔地をベースにあらわされたのは、山波のお柄。
ジグザグとした横段が洒落たムードで表現されており、
そこに立体感と表情を添えるように込められたビロード織り…
そのふんわりとした質感が、シックな帯地に印象的に浮かび上がります。

お太鼓部分には貝紫染の絹糸がキリリとした彩を持って織り成され、
彩にアクセントを与えつつ、後ろ姿をスッキリと引き締めます。
帯姿をおのずとグレードアップさせてくれる風格あるムードとなりました。
どうぞお見逃しございませんようお願いいたします!

【 織匠小平 】
 明治維新の折、嵯峨屋定吉(さがやさだきち)が織物業を営む。
 (創業時期は不明だが江戸時代前期かと思われる。)
 主に公家の装束を製作、明治33年に小平早太郎が帯屋を創業。
 主に丸帯や緞帳・絨毯などを製造する。
 昭和2年、第一回西陣織競技会にて丸帯が受賞。
 第二次世界大戦中は帯地製造を中止して海軍将校の肩章、
 軍艦旗(綴れ織りなど、艦長室に飾るもの)などを製造することとなる。

 戦後は小平機業店として帯屋を再開。
 西陣織工業組合発足時に小平安治郎が帯地部役員を務める。
 戦後第一回競技会で知事賞を受賞する。
 昭和30年代、江戸時代に幕府の織部司が置かれた上京区紋屋町より、
 手織工場のあった北区鷹峰に移転。
 その後小平託司が、昭和52年に有限会社織匠小平を設立。
 平成8年に小平真滋郎が代表者となる。
 平成22年に帯屋としての創業110年を迎える。


商品詳細

- 素材・サイズ

絹70% ポリエステル15% レーヨン15%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合 証紙No9 織匠小平謹製
おすすめの帯芯:綿芯
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など

お仕立て

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(直接仕立て)


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(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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