商品番号:1519876
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
名門【勝山】の殊勝な感性によって織り上げられた見事な趣味帯。
細やかな仕事が創り出す軽く温もりある風合いはやはり≪勝山≫ならではのもの。
今回は、中でも珍しい九寸名古屋帯のご紹介です!
一度締めると、もう他の帯は締められない―
お手を触れていただければおわかりいただけることと存じます。
締め心地の良さを決める斜め方向への伸縮性は、
丁寧に創作された勝山帯でしか味わうことのできないもの。
しなやかな生地風からは想像もできないほど、しっかりとした織味は、
何度締められても丈夫で、何度も確かめていただきたい自信の仕上がりです。
プロの方が見られても、良いお品と一目でわかる本当に素敵な名古屋帯です。
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
今回ご紹介いたしますのは、シックな黒茶色の帯地に、
白茶色から薄赤色を加えた勝山さんらしい配色で
「唐草間道」の柄を込めた一条。
独特の趣味性が感じられる作品でございます。
おきものとのバランスもお取りいただきやすい一品と思いますし、
また存在感と個性のある仕上がりは飛び柄の小紋や織りのおきものにまで、
お色も幅広く合わせていただけます。
打ち込みの緻密な素材感はしなやかで、
薄手の織り味は帯に通の方にもきっと喜んでいただけることでしょう。
あなただけの誰しもが憧れる洒落た佇まいをご堪能ください。
まさに、本物のおしゃれを感じて頂ける作品ですので、
おしゃれきものファンの皆様に、自信をもってお勧め致します。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ約3.7m
六通柄
※開き仕立て(モス裏地付き)
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、街着など。
◆あわせる着物 色無地、小紋、紬、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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