【 仕入れ担当 中村より 】
すっきりとした夏の装い!
夏の和姿に機能性と涼をそえるおきもの『小千谷ちぢみ』に
夏を彩る涼やかな栗山紅型の九寸帯を合わせたワンセット。
清涼感のある夏らしいコーデを楽しんでみてはいかがでしょう。
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ。
【 お色柄 】
[ 着物 ]
風を通して、肌につかない…麻ならではの質感。
お色は清雅な白色をベースに、繊細な織りによって
黒の親子縞の模様を一面に織り成しました。
ハリのある生地の質感に涼やかな透け感が、湿度の高い日本の夏に、
快適な大人の和の装いを演出してくれることでしょう。
[ 帯 ]
大麻の繊維を使って織り上げられ地。
地色は淡く穏やかな薄雲鼠色を基調として。
ざっくりとした風合い豊かな麻の帯地に染められたのは、
大胆でポップな印象の「プロテア」の花模様。
紅型の彩りで和の風情を表現し、可愛らしい印象の仕上がりとなっております。
【 本場小千谷縮 】
天然の芋麻から紡いだ細糸だけを使った、雪国小千谷の麻織物。
その緯糸に強度の撚りをかけ丹念に織り上げ、入念に湯もみをすることによって、独特のシボを生じさせて、名品「小千谷縮」となります。
何百年も変わらぬ風合いを持ち続け、そのさらさらとした肌触りと清涼感は、
夏のお着物としてはもちろんのこと、シャツ、ブラウスなどの洋服や、寝装品としても愛用されます。
トスコオーガニックラミーとは厳しい審査基準をクリアし国際的認証機関である
Control Union CertificationsにGOTS(Global Organic Textile Standard)認証を受けている環境配慮型素材です。
【 栗山吉三郎について 】
沖縄の紅型に魅せられた初代・栗山吉三郎氏が、
昭和半ばに京都で創業した伝統ある工房、それが栗山工房です。
現在は三代目・栗山吉三郎氏が率いておられ、
ほとんどの工程を工房内で一貫生産している珍しい工房です。
琉球の色彩豊かで美しい紅型染と、内地ならではの深みある伝統色が溶け合う。
それこそが、和染紅型の魅力。
栗山紅型とも称される、心に響く染めものでございます。
栗山工房ではお振袖から訪問着、小紋などとの多くの創作品を手がけていらっしゃいますが、
一番人気の高いのはやはり染めの九寸名古屋帯です。
シンプルなおきものにアクセントとしてはもちろんのこと…
すっきりとしたお太鼓柄は、総柄の小紋などにもよく似合います。
織りのおきものとの相性は申し上げるまでもなく、
また色無地にお締めいただけば、主張あるなかにもやわらかな装いとなります。
栗山工房独特のムードが、お締めになられる方のハイセンスな感性を演出します。
丹精込めた紅型の和染め技法にて、地色に冴える彩りは
ひと目で心が晴れやかになるような印象です。
【 着物 】
本麻100%(オーガニックラミー)
長さ12.90m 内巾38cm(裄最長約72cm)
小千谷織物同業協同組合の証紙がついております。
吉新織物謹製
【 帯 】
麻100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
お仕立てご依頼の際、ご指定無き場合のたれ先の仕上がりは無地となります。
たれ先にお柄をご希望の場合はその旨別途ご指示ください。
お柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 7月・8月(盛夏の時期)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 行楽、お食事、お買い物、お稽古など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
【 着物のお手入れについて 】 汗で汚れた際には、水またはぬるま湯でかるく押し洗い、そして陰干しを。 巾の不揃いは霧吹きで湿気を与え、手で形をとりながら折りタタミして下さい。 (※洗濯機・アイロン・熱湯の使用は避けて下さい)
お仕立て料金はこちら
水通し4,950円+麻衿裏6,600円+お仕立代28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※「水通し」はお仕立て前に生地の糊を落とすために必要な工程です。