西陣名門の能装束の意匠を帯にちりばめた
美しい袋帯をご紹介いたします。
リサイクル品として仕入れました。
中無地などにうっすらと締め跡がございますが
柄部分はおおむね美品でございます。
紹巴(しょうは)織のしとやかな
織りくちもお楽しみいただきたく思います。
地をつくる経糸と柄をあやなす経糸の
二重経で織り上げられるのが、紹巴織。
あの千利休の弟子・里村紹巴が、
その組織の裂(きれ)を愛用したことから
この名前がつけられました。
その織り味は、緻密で繊細。
まるで絵画のようにもみえる独特の地風となっています。
目に心に、ひと目で印象的なその意匠性。
淡いアイボリーベージュの地に6通にわたる柄取りにて
大きな蜀紅の構図にて 枝垂れる桜、菊、桐などの
華麗な草花模様を散らしました。
富貴なるはなやぎを添えて
一格上のフォーマルシーンを飾ります。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートはもちろん
染帯感覚で織のきものにも
あわせていただけそうです。
いつまでも変わらぬ美しさをしっかりと演出いただけることでしょう。
安心できる名匠の、確かな一本です。
どのようなお席にも自信を持ってお召しくださいませ。
絹100% 長さ4.35m
No452 となみ謹製
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、およばれ お子様行事付添
◆あわせるお着物 訪問着、付下 色無地、小紋、御召 織キモノなど
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。