商品番号:1562113
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
加賀の国、霊峰白山麓より…
八百年の昔から織り続けられる牛首紬。
その風合い、その染め色。
生地の風合いと素晴らしい意匠センスが
ダイレクトに伝わってくるひと品。
この生地を染めたのは二代目【 川村久太郎 】氏。
色彩はおさえて、それでいて広がる豊かな世界観をどうぞご堪能ください。
お目に留まりましたら、お見逃しなくお願いいたします!
【色・柄】
牛首独持のしっとりとした光沢感に
やさしい絹すれの音がする軽くてしなやかな紬地。
地色は穏やかな砂色を基調として染めて。
お柄には、一面に松葉吹き寄せと松葉菱模様を合わせた
「松葉尽くし」模様が表現されました。
全体として色数は抑えられ、粋で奥行きのある面持ちに仕上げております。
紬でありながらやわらかもののような牛首の地風と
すっきりとしたお柄付で、スタイリッシュな着姿を
お楽しみいただけるものと思います。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛の色:絹鼠色(篭目の柄入り)
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる帯 洒落袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。