商品番号:1562083
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
風にそよぐ葉影のように、清らかで儚い夏の気配をまとう…
夏の装いに上品な清涼感を添える
付下げ着尺をご紹介いたします。
絽の涼やかな質感に、やわらかな風が通うような伸びやかな蔦葉。
そのしなやかな佇まいには、夏のきものならではの風情と、涼感に満ちた美しさが宿ります。
染めと刺繍が織りなす繊細な表現が、見る人の心を優しくととのえてくれるひと品。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ごくしなやかな五泉の絽地。
その地を薄い青藤色に染めて、そこに描かれたのは、
伸びやかに広がる蔓と、しっとりと影を帯びた葉の重なり。
白の暈しで表現された意匠は、まるで夏の光を透かす露のように、瑞々しく輝きを宿しています。葡萄の実の一部にはふっくらとした刺繍をあしらい、品よく存在感を放ちます。
透ける地に浮かぶ意匠は、静けさの中に気品を漂わせ、まとう人の佇まいに清涼を添えて。
お茶席や盛夏の佳き日、特別なお集まりの場にて、詩情を感じさせる装いをお楽しみいただけます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約183cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
白生地には新潟県五泉の絽地を使用しております。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お茶席、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。