商品番号:1559879
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
南国の光と風を織り込んだかのように、
沖縄の大地に根差した伝統を今に伝える本場琉球かすり。
その中でも、夏の盛りにふさわしく透明感を宿した壁上布のご紹介です。
手織りならではの軽やかさと、絣模様の清涼な美が、夏着物に相応しいひと品。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
涼風通す、濃紺色の地。
お柄には縞にトゥイグワーや四つ玉などの絣が規則正しく織りなされました。
白い十字の絣が淡い光をたたえたように浮かび上がり、
まるで夏の木漏れ日のような透明感。
琉球の風土に根差した涼やかな存在感。
軽く、さらりとした風合いと肌離れの良さが、日差しの強い季節に頼もしい味方となってくれるでしょう。
盛夏にも快適に纏える上質な素材感は、観劇や夏の茶席など改まった場にも映え、
また街歩きでも洗練された印象を添えてくれます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約12m 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。