商品番号:1562045
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
爽やかな夏の景色。
涼やかな彩りと気品を纏う、夏の京友禅訪問着をご紹介いたします。
絽地ならではの透け感と、軽やかな筆致の友禅が調和し、
まとうだけで涼感と格調が漂う一枚です。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
さらりとしなやか、程よいハリのある五泉の駒絽地。
灰青色をベースに淡い水浅葱色で暈し染め上げ、
意匠にはたなびく霞や雲、波に松や菊、楓、梅などがたっぷりと描かれました。
地に映える深みある差し色に、銀彩の縁取りが
清涼感の中にも上品な華やかさを添えております。
盛夏のお茶席や観劇、パーティーなど、
改まったお席にふさわしい装いを演出してくれることでしょう。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約182cm 内巾36cm (最長裄丈約68cmまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
白生地には新潟県五泉市の駒絽地を使用しております。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、観劇、音楽鑑賞、お食事会、お茶席など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解き湯のし4,180円+絽衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)