商品番号:1561538
(税込)
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
本場南風原花織の手織り九寸名古屋帯のご紹介です!
【仕入れ担当 吉岡より】
淡く上品な配色と、絣と花織を合わせて表現された
こだわりのデザインに惹かれて入荷致しました。
証紙等は付属しておりませんが、
生地や織の風合いから、南風原花織に間違いない作品として入荷しております。
美しき海、美しき風、そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。
淡い地色に馴染みの良い彩り豊かな意匠が映える帯ですので、
様々な地色のお着物に合わせて頂きやすく
着姿に琉球の風情を加えるコーディネートに重宝頂ける事でしょう。
【色・柄】
淡い灰白色を基調としたしなやかな帯地は、
サラリとした手触りで絹本来の光沢も感じる紬地。
意匠には絹鼠色や柳鼠色、灰梅色などの横段に合わせて
薄茶色の絣模様と繊細な花織を施しております。
今日も守られる職人たちの手技の結晶。
そのぬくもり溢れる風合いを新しい感性で受け継ぐ一品として、
大切にお持ちいただければ幸いでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100% 長さ約3.7m(お仕立て上がり)
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月~翌5月(袷・秋単衣)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。