商品番号:1560581
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
軍配マークでお馴染みの西陣の老舗【川島織物】より、
正統派古典意匠を織りなした本袋帯をご紹介いたします。
名門の技工の宿る洗練された面持ち。
慶事に相応しい華やぎと品格を兼ね備えた逸品でございます。
黒留袖、色留袖、訪問着、色無地など
お祝いごとや式典のお席にこれほど相応しいお品もございません。
お目に止まりましたら、是非ともお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございます。
結んだ際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
こちらは 川島織物製の袋帯、大きく金糸で織り出された
波文様が込められた雲取りの意匠が大変豪華なお品でございます。
重厚な金の輝きが雲取り文様を立体的に浮かび上がらせ、
まるで天上の景を思わせるような迫力と気品を備えております。
雲は古来より瑞兆を表し、天の加護や繁栄を願う
吉祥意匠として格調高い場面にふさわしい柄行きです。
川島織物ならではの精緻な織技により、
雲のうねりや重なりが陰影豊かに表現され、
金の輝きが角度によって表情を変えます。
オフホワイト地とのコントラストも清々しく、
フォーマルな装いに一層の華やぎを添えてくれることでしょう。
留袖や訪問着、色無地など格の高いお着物と合わせていただければ、
慶びの席にふさわしい堂々たる装いに。
披露宴や式典など晴れやかな場面でひときわ映える逸品です。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:本袋縫い
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、結婚式・披露宴、パーティー、お付き添いなど
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。