商品番号:1560449
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
絹でありながらも上布のようなその涼感。
民芸的な絣模様が魅力的な、本場琉球かすりのお着物をご紹介いたします。
使われている撚糸の質の良さ。
そして熟練した織り手が時間をかけて手織りした布の凛とした贅沢さ。
身にまとえば、それらを肌で実感していただけることでしょう。
琉球紅型の染帯や贅沢な花織の帯なども、大変良く似合うおきものです。
年々高騰が見られる壁上布。
今回は訳ありにつき、破格での仕入れが叶いました。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
透け感が美しい、涼感溢れる地はシックな黒色。
その地にトゥイグワーやカキジャーなどの絣模様が織りだされました。
リズムよく配されたお柄のムードに、
南国らしい、おおらかなムードが存分に表現されております。
シャリッとした肌ざわりに、
風が通り抜けるような、品良い透け感のある素材。
目に、肌に、涼の心地を存分に運んでくれます。
【 商品の状態 】
B反として仕入れて参りました。
全体に織難、うっすらと汚れがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約11.2m 内巾36cm (最長裄丈約68cmまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。