商品番号:1558061
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
この面持ち…
きっとみなさまお分かりいただけましょう。
今はなき染の北川さんが染め上げられた創作品。
現在では物作りをされていませんが
本品は問屋さんが大事におもちになっていたものを特別にご紹介させて頂けることになりましたお品です。
当時の相場からするとかなりお値打ちになっていますので
北川ファンの方にぜひおすすめしたいお品です。
中でも柄かさ重口のハイクラスのお品でございます。
自信を持っておすすめ致しますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【お色柄】
優しい彩りで淑やかな華やぎのある着姿を演出する一枚。
地色・柄行きがともに引き立てあうようにして上品に製作された、
奥ゆかしい感性が、そっと込められたようなお品でございます。
トロっとしたしなやかさと、サラリとした軽い肌触りが特徴の絹地。
上品な白鼠色を基調に染めて。
表されたのは、細やかに金彩装飾の施された扇取に草花の意匠。
彩りのコントラストが、絶妙な奥行きを感じさせてくれる…
まさに”はんなり”とした面持ちです。
披露宴や結納、挨拶回り、お慶びの席にも是非にお召し頂ければと思います。
流行を選ばない伝統の意匠でございますので、
母娘代々受け継ぐ一枚として自信をもっておすすめいたします。
【 CHULTHAINo.6について 】
はずむように、豊かな極上の絹布。
ゴールドシルクと同様、
タイの蚕「ノンナイ」の繭よりつむいだ絹布。
その自然な光沢は、繭糸にある真珠層によりうまれ、
日本産の繭糸の30%以上も光沢に富み、
絹糸として世界一の光沢を作り出すと言われてます。
また、光沢だけでなく黄金色の糸を育み、
伸縮力もあり、弾力性の豊かな絹糸を作り出すのが特徴の貴重な蚕種でございます。
ノンナイは本来、糸の長さが日本の繭に比べ2割ほどしか紡ぎ出せない蚕でしたが、
日本の蚕と掛け合わせることによって、おきものにも使用できる絹糸となりました。
しかもCHUL THAI No6に使用されているのは、ゴールドシルクの蚕よりさらに厳選し、
5世代も交配させた蚕の繭を生引きした糸。
これまでの糸とは次元のちがう水分を含んでおりますので、
光沢はもとより染め付き、手触りに至るまで、
まさに「生の絹」というにふさわしい
極みの布に仕上がっております。
プロの目にはもちろんのこと…
おきものをご存知ない方にも、
やはり本物はひと目で「ヨキモノ」とわかるものです。
CHUL THAI No.6は、染料を素直に吸い込む為、
お手元でご覧頂ければお解かり頂けることかと存じますが、
一切の染ムラ、色ムラなどはどこにもございません。
染料の浸透率が高いという事は、言うまでも無くヤケにくく、
美しい発色を末永くお楽しみ頂けるということでございます。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈183cm(背より身丈170cmまで) 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
白生地は、CHULTHAINo.6を用いた絹地を使用しております。
※残念ながら2017年にお店を閉められた為「染の北川」の作品が新たにつくられることはございません。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、式典、お付き添いなど。
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。