商品番号:1557789
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
伝統の技と高いセンスが融合した
手描き友禅による塩瀬九寸名古屋帯のご紹介です。
染め上げたのは糸目友禅では右に出る者が
いないと称される京友禅作家【 田口晃三 】氏。
そんな田口氏のかなり繊細な糸目友禅で
風景が表現されたお品で、付下、色無地、小紋、
織のお着物とあわせて、その仕事ぶりを帯姿で
お楽しみ頂けるお品。
もともと創作数が本当に数少なきお品でございますので
お探しの方、お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
ほどよく厚みとコシのある地風の塩瀬地を
柳鼠とオフホワイトの配色の吹雪に昼夜取りの
楓で染め分け、網干に茶屋、地引網を惹く
人物が細緻に染めあげられております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.59m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。