商品番号:1556134
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
ふたつとして同じもののない、世界にひとつだけのお品。
伝統技法・板締め絞りで染め上げた、紬地の九寸名古屋帯をご紹介いたします。
すべて手加工による作品のため、同じ図案であっても仕上がりはまったく異なり、
一点一点がまさに一点もの。
世界にひとつだけの意匠としての面白みを、存分にお楽しみいただけるお品でございます。
お目に留まりましたら、ぜひご覧くださいませ。
【 お色柄 】
素朴な味わいが魅力の、ざっくりとした風合いの紬地。
地色は深みのある赤褐色で、そこに黄土色や藤鼠色が重ねられ、
板締め絞りならではのにじみをともなって、お柄が柔らかく浮かび上がっています。
色の重なりが生み出す微妙な濃淡、にじみの輪郭…
それは、機械には決して真似できない、手仕事だけがもたらす美の表情です。
職人の技が息づく、確かな染め味。
控えめながらも存在感のある仕上がりで、
着物通の方にもご満足いただける一条と存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 板締め絞りについて 】
板締め絞りは、夾纈とも称し
正倉院の染織御物にもみられる古来よりの技法です。
溝を彫った型板の間に生地を挟んで、両側から板どうしを締めて防染します。
それを染料に漬けると、溝に染料が入っていき、その部分だけが味わいのある独特の雰囲気で染め上がる、伝統の染法です。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。