商品番号:1555900
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
京繍の名匠・福田喜三郎氏を父に、人間国宝・福田喜重氏を
兄に持つ、京繍の女性伝統工芸士【 下司喜三子 】氏による
上品な金彩と刺繍にてシンプルなお柄をあしらった
特選塩瀬九寸名古屋帯のご紹介です。
京都の地に生まれ育ち、日本刺繍師で実父、
福田喜三郎氏の元に16歳で入門。
それ以降修行を重ね、京繍一筋に技を磨き、
三千色にも及ぶ糸と二百種類の技法を巧みに用い、
『自分らしい』作品を創作されております。
そんな下司喜三子による、スマートなデザインの
名古屋帯で、金彩と刺繍の調和の取れた表情が
味わい深い仕上がりとなっており、付下から色無地、
小紋などのお着物にあわせて繍の表情をお楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
やや厚みのある重めの目方の塩瀬地をごくごく淡い
薄白柳鼠色に染め上げ、穏やかな光沢の金彩に
金駒刺繍にてよろけた表情のラインがお太鼓柄にて
あしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 下司喜三子(げしきみこ)について 】
伝統工芸士(京繍)
京繍の名匠・福田喜三郎を父に、
人間国宝・福田喜重を兄に持つ。
【 経歴 】
1937年 12月21日京繍司・福田喜三郎の次女として
京都市中京区に生まれる
1952年 父・喜三郎に師事し、以後京繍の道に入る
1965年 父・喜三郎の直弟子・下司和章と結婚
1975年 夫・下司和章、福田工芸染繍研究所を退職
外注工房として 自立の道を踏み出す
1988年 通商産業大臣認定資格・京繍伝統工芸士の認定を受ける
1990年 第17回京都工芸産業技術コンクールにおいて佳賞受賞
1991年 3月京都染飾総合展において京都市長賞受賞
1993年 6月京都室町三条林藤ビルにおいて夫と初の二人展『繍と箔展』を開く
10月東京南青山 全国伝統的工芸センターにおいて個展を開催
1995年 3月京都染飾総合展において京都市染織試験場長受賞
7月東京南青山 全国伝統的工芸品センターにおいて個展を開催
1997年 実兄・福田喜重、平成9年度刺繍重要無形文化財保持者の認定を受く
1998年 福岡市『アクロス福岡』において女性伝統工芸士7人展に参加
10月松屋銀座『特選キモノサロン』において個展開催
1999年 東京都港区虎ノ門『丁子屋呉服店』及び東京都中央区
『越前屋』内の2ヵ所において『京繍』日本刺繍教室を開講
2003年 東京銀座『銀座アートホール』において職歴50年展を開催
2004年 5月京都市中京区に営業所『工房げし』を開く
10月女性と仕事の未来館において『暮らしを彩る匠の女たち展』に出品
2005年 11月京都府優秀技術者『京の名工』の認定を受ける
2006年 10月松屋銀座にて作品展と共に教室展『きさんこの会』を開催
2007年 11月日本橋高島屋において京都伝統工芸士会25周年記念
『輝ける京の伝統工芸展』に出品
2008年 8月NHK教育テレビ おしゃれ工房スペシャル出演『篤姫』の衣装について語る
9月松屋銀座『ホテルオークラ2008年秋の松美会』に出品
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※開き仕立て・裏地付き
◆最適な着用時期
◆店長おすすめ着用年齢
◆着用シーン
◆あわせる着物、あわせる帯
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。