商品番号:1552048
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
琉球の染織作品の中、とくに自然布の中で、
最も有名な“芭蕉布”。
今回は希少な無地のお着物に出会えました!
リユースの芭蕉布着物ですと、
寸法が小さいものが多いのですが、
今回は寸法もしっかりとあるお品。
絣の入っていない無地着物ですので、
民芸調になり過ぎず、
帯合わせ様々に幅広いコーディネートをお楽しみいただけます。
滅多とご紹介の機会はございませんので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
心地良いシャリ感に、自然の恵みを感じる節の感触…
まさしく命を織り込んだ至極の布といえるでしょう。
糸芭蕉の自然な亜麻色の単色でない
自然布ならではの濃淡となっております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが仕付け糸も付いたままの美品です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 芭蕉布について 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
糸芭蕉から採取した繊維を使って織られた布。
日本の別名は「蕉紗」。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられ、沖縄本島の北部に位置する
大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか)が
主な産地である。
1972年、沖縄が日本に復帰すると同時に、
芭蕉布は県の無形文化財に指定され、かの平良敏子氏が
その保持者としての認定をうけた。
1974年には大宜味村喜如嘉の芭蕉布が
国の重要無形文化財に指定された。
糸芭蕉の繊維は麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、
風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りとなるため、猛暑で夏の長い、
亜熱帯気候の沖縄に最適な織物である。
芭蕉布の原料となる糸芭蕉は、3年ほどかけて
人の背丈を超える大きさになったところで
やっと採取可能な状態となり、1本の糸芭蕉から
20グラム程度という極僅かな採取量である。
1反の布を織るには200本の糸芭蕉が必要とされる。
表:芭蕉糸100%、裏:麻100% 縫製:手縫い
※麻居敷当て付き
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街歩き、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。