商品番号:1551979
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
春から初夏、あるいは初秋まで…
軽やかな風が心地よく抜ける季節にぴったりの一枚。
こちらは、しぼのある楊柳地を用いた単衣に最適な訪問着でございます。
さらりとした肌触りと、空気を含むような軽快な着心地が魅力の楊柳に、
粋な構図と小さな遊び心を添えた、品よく涼やかな装いです。
伝統と洒落味のほどよいバランスは、見る人の記憶にも残る一着となるでしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりとして肌に心地よい質感。
単衣のシーズンに特化させた、畝のある質感の楊柳地を使用。
気温が安定しない時期だからこそ快適さは重要。
そのために…各白生地の産地が知恵を集結させ
季節にあった質感の生地を織り上げてまいりました。
落ち着いた白緑色に染め上げられた地。
お柄には細かい疋田が込められた
雪輪のお柄が片間道状に織りだされ
所々に刺繍で花意匠のアクセントを施して。
帯合わせもしやすく、しっとりとした
大人の着姿を堪能いただけることでしょう。
通の方の目にもかなう、創作性の高さ。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん楊柳地を使用しております。
最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、お付き添い、お茶席、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。