商品番号:1551273
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
贅沢な夏きもの。
その中でも特に肌に心地よい小千谷縮。
新潟県小千谷の老舗、おだきんより、
昔からの技法を守って織り上げられた…特選小千谷縮でございます。
中でも緯糸に140番手という極めて細い麻糸を使用した作品を厳選して仕入れて参りました。
限まで繊細な糸が織りなす光の透過と風通しの良さは、まさに夏の贅。
雪国の、上質な逸品縮をどうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
夏の涼感。
ちぢみならではのシボとあいまって、
本当に美しい透明感をかもし出しております。
自然な生成色の地に走る細縞と矢羽の絣模様。
涼やかで凛とした表情で見る者に軽やかさと余白の美を感じさせます。
経緯の揺らぎが生む独特の表情も、手織りならでは。
シボの風合いも相まって表情も豊かに…
湿度の高い日本の夏でも、さらりとした肌触りと清涼感。
何といっても一番涼しいのは、麻素材です。
ご自宅でお手入れできる点でも、重宝いたします。
汗で汚れた際には、水またはぬるま湯でかるく押し洗い、そして陰干しを。
巾の不揃いは霧吹きで湿気を与え、手で形をとりながら折りタタミして下さい。
(※洗濯機・アイロン・熱湯の使用は避けて下さい)
素足に下駄を履いて半巾をあわせますと、浴衣のようにカジュアルに。
足袋をつけてキリリと博多の八寸などを締めますと、上等な夏の装いの完成です。
涼やかな夏の装いを、存分にお楽しみ下さいませ。
【 140番手について 】
一般的な小千谷縮は80~100番手の糸を使用しているため、
140番手の糸はほとんど生産されておらず、
「幻の糸」と呼ばれているほどに希少です。
そのため、信じられないほどに軽く、一般的な麻の着物とは風のぬけが全く違います。
さらりとした肌触りと吹き抜ける風がまさに格別な着心地の逸品で、
これほどまでに上質な小千谷縮はまずありません。
糸の細さ故に…織りあげが難しく
他のどのような繊維にもまさる、夏の最高のお召しものです。
【 小千谷縮について 】
新潟県小千谷市周辺を生産地とする
苧麻を使った麻織物。
江戸時代初期、播麿明石藩士だった
堀次郎将俊(明石次郎)が絹織物の
明石縮の技法を応用し越後麻布の改良に成功、
魚沼地方に広めた。
当時は「越後縮」と呼ばれていた。
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で
「しぼ」を出した織物で、国の重要無形文化財の
指定要項にそったもの(本製小千谷縮)が
南魚沼市を生産地とする越後上布と共に
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
麻100%
長さ約12.5m 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長肩巾35cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
特殊地入れ11,000円+麻衿裏6,600円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
・ポリエステル糸でのお仕立てとなります。
絹糸での縫製ご希望の場合は、その旨必ずご指示下さい。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)