商品番号:1551899
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
室町界隈でもめったとお目にかかることのないお品。
お慶びのお席を飾るお品として…
皇室献上作家、名匠【 故:熊谷慶雲 】氏による
特選の色留袖のご紹介でございます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 色柄 】
さらりとした絹布は、染付きの良さを感じさせる上質な地。
そめつきの良い絹布を、鉄紺色に染上げて…
意匠には丁寧に表現された草花柄。
さすがは名匠のお品。
その仕上がりは他とは一線を画するもの。
確かなものづくりの姿勢をご覧いただきたく思います。
末永く慶賀のお席にとお考えの方にも、
自信をもっておすすめしたい仕上がりの一品。
お手元でご愛用頂けるお品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 熊谷慶雲について 】
大正6年生まれ。
初代慶雲氏の長男として京都に生まれ、京友禅を研究し続けた巨匠です。
その作品の重厚さと豊かな芸術性、色彩美と構図のすばらしさは、
皇室献上作家たる貫禄の感じられる仕事ぶりでした。
熊谷慶雲 略歴
大正 6年 初代慶運の長男として京都に生まれる。
昭和 5年 京都市立美術工芸学校絵画科に入学。
昭和 10年 同校卒業。初代慶運に師事し、家業を継ぐ。
独学で京友禅を研究し現在に至る。
【主たる作品】
1、皇太后陛下 御訪問着(鷺草)の製作に従事
1、天皇陛下 御祝着の製作に従事
1、天皇陛下 ご結婚の際、皇太后陛下ご母堂の
御色留袖(奥の細道)・(吉祥飛鶴)の製作に従事
1、皇后陛下 御訪問着(御殿菊)御色留袖(慶祥)の製作に従事
1、清宮さま 島津家に御降下の際、御振袖(蘇鉄)の製作に従事
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
片喰の三つ紋が入っております。
身丈(背より) | 150cm (適応身長155cm~145cm) (3尺9寸6分) |
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裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 47cm(1尺2寸4分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティーなど
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向きのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。