商品番号:1551173
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
思わず言葉を失うほどに…
非常に繊細かつ贅沢な刺繍を施した
逸品訪問着のご紹介です!
極細の縫い糸による蘇州刺繍と、
立体感ある相良刺繍を併用した大変贅沢な一品。
お誂え時には一体どれほど高価だったことでしょう…
これほどの作品が新品で出回ることは珍しく、
こうした作品と出会えることも
お仕立て上がりならではかと存じます。
もちろんのこと現品限りでございますため、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
柔らかで程よい厚みのある上質な絹地。
薄っすらと浮かび上がる紗綾形の地紋を込めたその地を
シックな黒色に染め上げ、
地色に映える洒落柿や橙、薄朱色を基調とした絹糸を用いて、
創作性に富んだ華意匠を繊細に縫い表しました。
金銀糸は控えめでございますので、
華美になり過ぎない、上品な和姿を演出してくれるでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが仕付け糸も付いたままの美品です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 蘇州刺繍について 】
中国三大刺繍の一つで、蘇州で縫われる刺繍。
平刺繍とも呼ばれる。
約2500年前、呉の国が絹織物と養蚕業が盛んであった
蘇州に当時の都を置いたころよりの刺繍で、新王朝時代に
多様な技法が確立された。
刺繍を行う1本の絹糸を2分の1から36分の1の細さに
分割し、何十色もの絹糸を用いて縫い上げられ、
美しいその仕上がりに「絹の絵画」とも称される。
【 相良刺繍について 】
発祥は蘇州刺繍で有名な中国・江蘇省の都市「蘇州」。
中国3大刺繍の中で最も丈夫な刺繍。
漢の時代に始まり、日本では奈良時代に仏像の羅髪
(らほつ=巻き毛)に用いられた事例を見る。
打子刺繍(ダーツ刺繍)とも呼ばれ、その技術を
完璧に習得するには20~30年もの鍛錬が必要。
生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、これを
連ねて模様を描き出していくため、玉縫いとも呼ばれる。
制作には大変な手間と時間を要するが、糸が浮き上がる
他の刺繍技法と異なり糸がひっかかりにくく、どの刺繍よりも
強度がある。
金銀糸は用いず、光沢のない刺繍糸がメインのため
落ち着いた上品な仕上がりが人気。
日本刺繍の同技法は『相良繍』と呼ばれる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※高級胴裏使用
※パールトーン加工済み
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm(1尺7寸7分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、パーティー、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。