商品番号:1549317
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
一体何からお伝えすればよいでしょうか・・・
まさに唯一無二!
贅を尽くした逸品大島紬のご紹介です!
9マルキカタス式の本場大島紬、
たっぷりと贅沢な絣による意匠が施されたその地に、
絵羽付けとなるよう彩色を施し、
さらにさらに、絣のお柄に合わせて
総スワトウの刺繍を全面に施しております。
絣と刺繍、双方の良さを存分に感じていただける
仕上がりとなっております。
お誂え時には大変高額であったことは
容易に想像がついてしまうほどの超逸品。
奇跡的にお仕立て上がり品として
出会えることができました!
これまで数万とお仕立て上がり品を見てきましたが、
このような大島紬は初めて出会いました。
次回のご紹介はお約束できません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
シャリ感ある大島紬ならではの風合い。
泥染特有の黒褐色の地に、
9マルキの絣にて花鳥を込めた鏡裏の意匠を織り上げ、
その上から、濃い苔色をメインに落ち着いた彩りの彩色を施して。
さらに絣意匠をなぞるように手刺繍が施され、
無地場にはスワトウ刺繍が施されております。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます!
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 汕頭(スワトウ)刺繍について 】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 165cm (適応身長170cm~160cm) (4尺3寸6分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.2cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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