商品番号:1546213
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
百年以上の歴史を持つ西陣の老舗織元、洛陽織物。
歴史と伝統に裏打ちされた匠の技により創作されるお品は、
洗練されたデザインセンスと確かな品質により、
あらゆる世代から支持され続け西陣でも屈指の機屋さんです。
そんな洛陽織物の夏のひと品を仕入れて参りました。。
さすが名門の仕上がりらしく、よく出回っているものとは織りくちが異なります。
細部にもこだわった本当に品の良いお品ですので、是非ともお手元でご覧いただければと思います。
心地よい透け感の中に、豊かな風合いを感じさせるひと品。
西陣の夏物は近年減少傾向にございますので…
お探しの方、お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ
【 お色柄 】
シャリ感ある帯地は上品な印象のオフホワイト。
横糸には、水にひたしながら織り上げることによって
製織後に夏物特有のシャリ感が特徴のぬれぬき糸を使用しました。
涼感溢れる絽地には並び菱模様が織りなされました。
鮮やかな彩りに銀糸の煌めきが美しいひと品でございます。
夏のお着物に合わせて、品良きコーディネートをお楽しみくださいませ。
軽やかでしなやかな仕上がりは、きっと重宝していただけることでしょう。
流行すたりのない意匠でございますので、末永くご愛用いただけることと存じます。
【 洛陽織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.56
1898年(明治31年)創業
1949年(昭和24年)設立
天保初年(1804年) 井筒屋萬助が織司として創始。
初代井筒屋萬助(滋賀萬助)が近江国滋賀郡より入洛。
西陣にて織司「井筒屋」を興した。
1949年四代目滋賀辰雄が「洛陽織物株式会社」を設立。
格調高い礼装用の帯をはじめ、洒落帯、御召など
長い歴史の中で培われた織技術を用い、丁寧な
ものづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙N56 洛陽織物謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
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