商品番号:1546212
【 仕入れ担当 田渕より 】
西陣の帯問屋さん達から≪いいもん屋≫と呼ばれる『梅垣織物』
老舗の中でも、通の方から絶大な支持を受ける機屋でございます。
その『梅垣織物』より…
盛夏、そして単衣にも結んでいただける特選袋帯のご紹介です。
涼風を運ぶような上品な意匠は、梅垣ならではのもの。
滅多とご紹介できないハイブランドの一本。
どうかお目に留まりましたらお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
銘「 菱丸文 」
軽やかな風合いと程よいハリ感が特徴の濃紺色の帯地。
お柄には銀糸と白色のみで表された
菱に丸文を清雅に織り表しました。
あくまでも浮き上がらせるように
絹糸の艶感を生かしたすっきりとした表情に…
また、流行り廃りもなくお着物合わせも大変しやすい一条ですので
長く重宝していただけることと存じます。
たっぷりとした糸使いと細やかな表現かつ清雅な意匠美は、
名門ならではの織りの確かさをしっかりと魅せつける出来栄えです。
愛され続けてきた華やぎの伝統意匠…
古典の美匠には、「本物」の美が備わっております。
この先ずっと、変わることない華やぎを演出してくれることでしょう。
この機会にぜひご検討くださいませ。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.442 梅垣織物謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席など
◆あわせる着物 訪問着、付け下げ、色無地、格の高い小紋など
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