商品番号:1546214
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
平安の時代より受け継がれてきた能衣裳の美。
それは氏の手によってさらなる発展を遂げてゆくことでしょう。
唐織の名匠、河合康幸より…
夏の和姿を典雅に飾る特選唐織袋帯をご紹介いたします。
本品のような夏の逸品は今では制作自体がほとんどございません…
お見逃しなきようお願いします。
【お色柄】
サラリ、羽衣のように透ける白色の紗地。
意匠には軽錦百寿菱華文と題されたお柄が織りなされました。
大胆な構図に細やかな織がなんとも清雅な印象でございます。
白色に、ほのかに煌めく金糸。
色使いは極わずか。
しかしながらこの品格溢れる面持ちはどうでしょう。
優しく穏やかな風合いがダイレクトに伝わってまいります。
是非ともお手元でご覧いただきたい逸品でございます。
本物の風格溢れるひと品です。
【 河合康幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2428
西陣の名門・河合美術織物にて修行後、
平成4年に45歳で独立。
以来現在に至るまで唐織一筋に帯を
製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No2428 河合康幸謹製
帯芯おすすめ:夏用綿芯
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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