商品番号:1514752
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【仕入れ担当 吉岡より】
琉球の染織作品の中、とくに自然布の中で、
最も有名なるものでございましょう…
平良敏子氏の手掛けた芭蕉布の帯。
大自然をそのまま布にしたかのような…
恵みの布に、ざっくりとした味わい。
現在では京都・室町の問屋間でもなかなか出会えない
希少な工芸品のご紹介です!
今回、証紙が付属されていないものの
糸の風合い、その彩りから芭蕉布に間違いの無いお品として
お届け致します。
目立った締め跡も無く、非常に状態の良い掘り出し物として
御目に留まりました是非お見逃しなく!
【色・柄】
ざっくりとして軽く、手績みらしい節が感じられる芭蕉布の風合い。
ナチュラルな生成り色をベースに、
焦茶色を込めて全通に渡って間道柄が込められました。
もちろん全て手結いの芭蕉糸、手織りで作られております。
いつかは芭蕉布をとお考えの方に…
お締めになる方の傍で、末永く大切にご愛用いただけたなら、
これほど嬉しいことはございません。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 芭蕉布について 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
糸芭蕉から採取した繊維を使って織られた布。
日本の別名は「蕉紗」。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられ、沖縄本島の北部に位置する
大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか)が
主な産地である。
1972年、沖縄が日本に復帰すると同時に、
芭蕉布は県の無形文化財に指定され、かの平良敏子氏が
その保持者としての認定をうけた。
1974年には大宜味村喜如嘉の芭蕉布が
国の重要無形文化財に指定された。
糸芭蕉の繊維は麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、
風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りとなるため、猛暑で夏の長い、
亜熱帯気候の沖縄に最適な織物である。
芭蕉布の原料となる糸芭蕉は、3年ほどかけて
人の背丈を超える大きさになったところで
やっと採取可能な状態となり、1本の糸芭蕉から
20グラム程度という極僅かな採取量である。
1反の布を織るには200本の糸芭蕉が必要とされる。
手績み芭蕉糸100% 長さ約3.7m
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせるお着物 上布、夏の織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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