商品番号:1493281
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【仕入れ担当 吉岡より】
西陣の老舗名宝…ご存知、龍村美術織物。
この帯姿は“たつむら”唯一…
それも九寸名古屋帯は、今では数を織り上げることも少ないそうでございます。
その為、現在では各百貨店でもほとんどお取り扱いをされておりません。
中でも今作は、特にふっくらとした緯糸を織り込み、
引箔も施した手織りの逸品です。
糸使いを見ていただければ納得のハイクラス品…
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
銘、『バルト海遊文』
しっかりとして、尚且つさらりとした手触りの錦地に表現された美しき芸術の一品。
穏やかな藤黄色の錦織の帯地に、印象的に映えるはっきりとした彩りと
光沢の強い銀の引箔を織り込んで…
存在感のある船や魚の様子を表現致しました。
もちろん前帯は柄を変えて、
銀の背景に唐花の模様を織り成しました。
さすがに龍村美術、と見とれてしまうほどの雰囲気を漂わせた仕上がりは、
『美を追求して一世紀』とされる一流老舗機の風格が存分に表現されたもの。
印象、個性、風格。
まず他の機屋さんには真似できない、創作性の高さ。
安価に出回っているものとは、全く異なります。
西陣帯の歴史が偲ばれるような作品を…
どうぞお見逃しないようにお願いいたします!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.55m
お太鼓柄
※開き仕立て(裏地付き)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽めのパーティー、お茶会、音楽鑑賞、観劇、女子会など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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