商品番号:1489722
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【 仕入れ担当 田渕より 】
元々証紙等はございませんが、
この特徴的な経節に界切り線がその証。
昭和を代表する染織家、浦野理一氏の真骨頂とも言える、
型染九寸帯をご紹介致します。
ご存知、久呂田明功氏も浦野氏の流れを汲む氏。
その独特の風合いや世界観を持つその作品は、
現在でもたくさんの人を魅了し続けています。
無地のご紹介は幾度かございましたが、
今回は本当に貴重な正藍を用いた型染の逸品でございます!
お目に留まりましたら、お見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
節糸の陰影味わい深い紬地。
深い藍色を基調として、蔦模様が一面に染あしらわれております。
経糸に浮かぶ節感は、緯に浮かぶものとは異なる存在感を持って、
素朴ながら風格あふれる印象的な面持ちに。
作家性の感じられる、こだわりの一品。
お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。
どうかこの機会、お見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
※藍はその特質上、摩擦や湿気による色落ちが生じやすくなっております。
藍止め加工をいたしましても、藍が落ち着くまでに汗や摩擦で
色が移る場合がございますのでその点ご留意くださいませ。
【浦野理一について】
昭和40年頃に活躍した染織研究家。
紬織、紅型、友禅、更紗など様々な技法による
作品を残し、後の世の多くの染織作家に影響をあたえた。
自分の経歴を公表しない作家だったため詳しい経歴は不明。
小津安二郎の映画の着物監修で一躍有名に。
特に紬織の経節紬(たてぶしつむぎ)が知名度が高く、
野趣に富んだ手引きの節糸を用いたざっくりと
織られた素朴な紬織は、着物、帯ともに現在でも高い人気を誇る。
北鎌倉の庵のような理一のアトリエ兼住まいには、
膨大な文献と文様集、色帳が残され、子息である浦野範雄に受け継がれた。
絹100%
長さ約3.55m
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、気軽なお食事など
◆あわせる着物 小紋、織りの着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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