商品番号:1519484
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
雁皮(がんぴ)、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)。
天然の恵みを紙に漉き上げる美しい布…
和紙を裁断しては撚る、裁断しては撚る。
気の遠くなるような作業工程を経て生まれたひと品。
京都室町に200年以上続く老舗、誉田屋源兵衛の逸品をご紹介致します。
ここまでの創作品は、なかなか市場に出回ることがございません。
工藝ファンの方はどうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
紙布とは、和紙を細く切り撚りをかけ、
横糸として織った布をいい、
この諸紙布とは、経糸緯糸ともに紙糸を用い
一本一本丁寧に織った紙糸だけでできているものをいいます。
特有のしなやかさと張り感を持つ紙布。
和紙を細く切り撚りをかけ、経糸緯糸ともに紙糸を用い
一本一本丁寧に織りなして…
穏やかな香染色を基調とした地。
その素材感からは、先人の知恵が溢れるように伝わって参ります。
生地の素材感に、優しいムードをお楽しみ下さい。
どうぞお見逃しないよう、その穏やかな味わいを存分にご堪能下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
表:紙布100%(絹除く) 裏:絹 (縫製:手縫い)
※居敷当付き、パールトーン加工済み
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
※単衣仕立てですが、地厚のため袷の着用時期もご着用いただけます。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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