商品番号 1505087

【夏物最終売り尽くしSALE】お道具のおひとつに! 【大嘗祭装束小忌染衣】 ≪夏物≫正絹黒紋付喪服着尺 「小忌染(おみぞめ)」(ガード加工済)

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入担当 竹中より】

日本女性のお道具のひとつとして揃えておきたい黒喪服。
最高級の限定染である、「大嘗祭謹製小忌染」の技術で
紋箇所の黄変を防ぐ染めがほとこされています。
黒紋付の名門「京都紋付」社の自信作でございます。
どうぞお見逃しなく、この機会にお誂え頂ければ幸いでございます。

【お色柄】

小忌染(おみぞめ)とは―
大嘗祭の小忌衣に使用された山藍を、染色に用いた宮中伝統の格式の高い日本最古の草木染めです。
この山藍はいにしえから天皇即位の小忌の衣に、民族の伝承として使用されてきました。

「小忌」には不浄を忌み嫌う清浄という意味があり、
古くは天照大御神が天の岩戸からお出ましになった時の浄衣が
小忌衣であると言われています。

大嘗祭(おほにへのまつり)の際に、皇族以下勅任官が、
束帯や十二単衣の上にお召しになるのが、「小忌衣」という神事用の上着です。

小忌衣は、白い麻の生地に、梅、松、春草、柳、鳥などの模様を薄緑色に摺った素朴で清楚なもので
宮中の神事には必ずお召しになる装束です。
浮上を忌み嫌う小忌衣を染める染料は、
古来から京都、男山の岩清水八幡宮の境内で採取される
山藍(やまあい)の葉から取った染料を用いることが慣例とされています。

厳密には存在されないとされる、黒い染料。
現在では、染色で黒色を発色させる際は紫色の染料を濃くした物を使用する場合がほとんどです。

こちらのお品は、より濃い黒を表現するため、
藍で下染めを行う古来からの技法を忠実に守って作り上げました。
伝統の技法を守って完成した深い深い黒。
深遠で果てを知らない豊潤なその黒は、非常に格調高く、重厚で神秘的です。
しっとりとした、かつ風通しの良い涼やかな絹地。
重厚な深い発色は、しめやかなお席に落ち着きと品格を漂わせ…

絹本来の風合いや感触を守るクリスタルガード加工を施しておりますので、
その優美な純黒を、いつまでも損なうことがございません。
この機会に日本女性なら一枚は持っておきたいお道具として…
末永くご愛顧頂きたく、お勧め致します。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ13m 内巾37cm
白生地には、五泉の高級駒絽地 750g級を使用しております。

◆クリスタルガード加工済

- おすすめTPO

☆着用時期 7-8月盛夏
☆着用シーン 夏の葬儀 通夜 一周忌
☆あわせる帯 黒共九寸 八寸 袋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
衿裏2,200円+紋入れ16,500円+海外手縫い仕立て30,800円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+13,200円(税込)