商品番号 1471373

【南部菱刺し】 特選工芸刺し子刺繍本麻九寸名古屋帯 「菱入色紙重ね文」 通のみぞ知る…希少な逸品を特別仕入れ!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
きもの市場でも数える程度のご紹介…
長らくお探しの方もいらっしゃることでしょう。
非常に珍しい、北国八戸の工芸帯が入荷いたしました。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


【 色柄 】
麻地でありながら、しなやかで、地厚。
深い深い鉄紺地に、生成り綿糸が生み出す美しい菱形のハーモニー…
菱入の色紙重ねの意匠が実に豊かな風情をかもしだしております。

流通にはのらない稀少な工芸品。
今では忘れられている手仕事の貴重さ。
織りのおきものとのコーディネートでお楽しみくださいませ。
現品限りの入荷でございます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。


【 南部菱刺しについて 】
八戸を中心とする青森県南部地方で作られている「南部菱刺し」。
その発祥は、今から約200年前にまで溯ります。
当時の人々は麻や芋麻の着物しか着ることを許されておらず、木綿は糸として使用するものと決められていました。
そこで女性たちは、補強と保温のために麻に木綿糸を刺し、厳しい北国の生活をしのいできたのです。

この技術が現在にまで受け継がれ…
ウメノハナ・キジノアシ・ヤバネ・ベコノクラ・クルミ・ソロバン玉等、美しく素朴な名をもつ文様となり、暗い北国の農民の心に、美しい花を咲かせてきたのでしょう。
しかし近年、このように製作時間を要する手仕事は、すたれ憂慮されてまいりました。
これを惜しむ少数の人たちが努力した結果、新しい時代に合った作品としてよみがえり、北国の女性の真心のこもった民芸品となっております。

「津軽こぎん」の刺し方が奇数律で筋目をひろうのに対し…
「南部菱刺し」は、偶数律に刺していきます。
そのためこぎんより模様の発展に制約を受けることになりますが、それでも南部の人々は大小の菱形を交錯させたり連続させるなどのほか、色糸を使って多彩な変化をつけて、すばらしい意匠効果を創案されています。

商品詳細

- 素材・サイズ

麻100%(刺繍糸:綿糸) 長さ約3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご年代は問いません

◆着用シーン 行楽、お食事会、ショッピング、女子会、街着など

◆あわせる着物 紬の着物、綿きものなど

お仕立て

※帯地の特性上、手縫い仕立てのみとさせて頂きます。
 また撥水加工はおすすめしておりません。

★名古屋仕立て(税込12,100円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。

★開き仕立て(税込15,400円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。

★松葉仕立て(税込15,400円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。

※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態ですが、
裏地は付けないことをおすすめ致します。

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