【 仕入れ担当 渡辺より 】
古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド
藤絹織物の【 都喜エ門 】より、珍しい
7マルキ一元式総絣による色大島のご紹介です。
彩り豊かな、緻密な花葉のデザインのお品で、
泥染以外の彩りの大島をお探しの方、細かい
絣柄の作品をお探しの方におすすめ。
さらりとしてしなやかな着心地で
カジュアルシーンに重宝していただけることでしょう。
【 お色柄 】
大島ならではの絹鳴りする深緑色の濃淡の紬地に、
地色に調和するアースカラーの彩りの経緯絣で
小さな白花をつけた生い茂る花枝が一面に
織りだされております。
【 商品の状態 】
洗いに出されたと思われるしつけ糸が付属しており、
中古品としては概ね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 藤絹織物について 】
1929年藤都喜ヱ門により創業
(1952年に設立)
家内工業であった大島紬を産業化へと
進めてきたパイオニア。
「紬一つをわが命とぞする」を人生哲学として、
七十有余年を大島紬と共に歩んだ都喜ヱ門が開発した、
本場大島紬の伝統技法をベースとした新しい図柄、
絣や染色技法を用い、都喜ヱ門亡き後も時代を
先取りする作品を創り続けている。
【 藤都喜ヱ門について 】
本名:藤都喜七
藤絹織物の創業者
藤絹織物を設立し、色大島、白大島、さらに
独特の美術大島を開発し1973年に
「都喜ヱ門ブランド」を誕生させた。
大島紬の振興に生涯をささげた功績で
1997年に南日本文化賞受賞。
1999年1月、惜しまれつつも88歳の生涯を閉じる。
【 都喜ヱ門ブランドについて 】
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した
名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門(本名:都喜七)が
起こした古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド。
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総絣について
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絣柄の名称で、経糸または緯糸、あるいは経緯糸に
地糸を用いないで絣染めした糸のみを使った
絣模様の事。
大島紬においての総絣は緯に地糸がなく、
絣糸のみを織り込んだ箇所がある大島紬を指す。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈155.5cm(適応身長150.5cm~160.5cm) (4尺 1寸 1分)
裄丈65.5cm (1尺 7寸 3分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾25.5cm (6寸 7分) 後巾30cm (7寸 9分)
◆八掛の色:錆裏葉色・無地
【 付属証紙 】
藤絹織物都喜ヱ門オリジナル証紙
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm (1尺 8寸 3分) 袖巾35.5cm (9寸 4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。