商品番号:1558905
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
織の表情を存分にお楽しみいただける
本場琉球、南風原花織の手織り八寸名古屋帯をご紹介いたします。
その織り手さんのほとんどは高齢で、後継者の数も少ないため、
その技の継承が大変に難しくなってきております。
それゆえ生産数もわずかで、希少な織物として知られております。
やさしいお色使いに、シンプルなデザイン。
流行り廃りなくお召しいただける一本!
ぜひご覧くださいませ。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
締め跡がわずかにございますが
目立つ汚れなどないおおむね美品です
【 お色柄 】
素朴に織り出された、ふっくらとしなやかな帯地は
おだやかな薄クリームを基調に、
青磁た藤青の縞をおりなした味わい深い帯地。
花織の一種、ロートン織にて表されました。
一見シンプルながら、見つめるほどに、ご着用頂くほどに、
深い味わいをお楽しみいただけるでしょう。
経糸を浮かして柄を表現するロートン織は、
立体感のある地紋と品のある色合いが特徴です。
シンプルながらその凹凸が奥行きある帯姿を
演出してくれます
おしゃれ帯のバリエーションにぜひご検討ください!
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100% 長さ3.673
全通柄
沖縄県織物検査済之証、琉球絣事業協同組合の証紙
経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙がついております。
織手 森田ハツ子さん
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事、お出掛け、ご旅行など
◆合わせるお着物 小紋、御召、紬、綿着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。