【 仕入れ担当 渡辺より 】
さらりとした質感の趣豊かな牛首紬地に、
シンプルなお柄をそめあしらった洒落訪問着のご紹介です。
牛首ならではの強度のある生地に、落ち着いた彩りの
すっきりとした意匠構成で、ホテルランチや芸術鑑賞などの
シーンに重宝いただけることでしょう。
【 お色柄 】
牛首独持の光沢感にやさしい絹すれの音がする、
軽くてしなやかな紬地を、やや淡い青白橡色に染め上げ、
青海波や七宝などのお柄を込めた胡蝶のシルエットが
染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
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牛首紬について
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牛首紬(うしくびつむぎ)は石川県の白石市で作られている織物。
1988年(昭和63年)に国の伝統的工芸品に指定を受ける。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から糸を紡ぎ出し、
糸づくりから製織までのほとんどの作業を手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈154.5cm(適応身長149.5cm~159.5cm) (4尺 0寸 8分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾23.5cm (6寸 2分) 後巾29.5cm (7寸 8分)
【 付属証紙 】
通産大臣指定伝統的工芸品(現:経済大臣指定伝統的工芸品)・牛首紬
牛首紬生産振興協同組合の証紙
【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 現状最大寸法です。(縫込みがほぼないため)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。