確かな品質と洗練されたモダンなデザイン。
伝統工芸士 林敬三作、全通九寸帯をお値打ちにご紹介いたします。
穏やかな赤銅色と淡黄色にて織り上げられた帯地。
全通であらわされたのは名物裂文様のひとつ、「利休梅」。
侘び寂びの心があふれだすように、しっとりとした表情に仕上がっております。
紹巴織(しょうはおり)で織り成されたおひとつ。
その名の由来には諸説ありますが、千利休の弟子『里村紹巴』の愛用した
織物として、この名が冠されたと言われています。
織り方は綴れ織りのように緯糸が経糸を包み覆うように、
緯糸をしっかりと打ち込まれて織られており、緻密で繊細な意匠表現が可能です。
さらに、しなやかな地風のため、締めた時のキュっという「絹鳴り」が心地よく、
緩みにくく、締めやすいのが特長といえます。
唐織や佐賀錦、綴帯などの豪華な帯に比べると実に素朴な味わいがあり、
お茶席などに大変重宝していただけることでしょう。
趣きある彩りに、安定感ある意匠が連続して織られることにより、
しとやかな格調高さが感じられます。
金銀糸は一切用いておりませんので、静かな佇まいが好まれるお茶席はもちろん、
落ち着いた大人のお洒落心を十分に満たしてくれることでしょう。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No2138 みやび謹製
おすすめの帯芯:綿芯
全通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込8,250円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込11,550円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。