商品番号 1350696

【奥只見 葛布】 特選手織八寸名古屋帯 ~三季節用~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「無地杢・煤竹×黒」 自然素材の味わい 盛夏、単衣のシーズンに!

売切れ、または販売期間が終了しました。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。


この素材感、シンプルな織の味わい。

新潟県の奥只見に自生する葛の蔓から採った繊維と
絹を用いて織り上げた葛布八寸名古屋帯。

シンプルな無地のお品。
昨今創作数が減少の一途を辿っております。

お探しの方、お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。

葛(くず)といえば…
秋の七草にも数えられ、その根は生薬である葛根湯に、
生成されたデンプン粉は葛餅などに用いられる、日本人には
とても馴染み深い植物。

山野に自生するその葛の靭皮(じんぴ)繊維を織り上げるため、
撚りにくく、裂けやすい、毛羽立ちやすい。

しかも200g(帯一本分)ほどの繊維をとるには、
10kg以上の生葛が必要で、他の自然布と同様に糸を取るのに
途方もない時間がかかります。

さらにその葛糸を織るためには、
高度な技術と精神力が必要とされるため、
経緯ともに葛糸を用いて織り上げられる本葛布は
大変生産数が少なく、希少でございます。

「絹になく麻になく木綿にもまたない味い」

と柳宗悦が称賛したその風合い。

その葛を緯糸(よこいと)に、
経糸(たていと)に絹を、を用いて織り上げました。

程よいハリ感がありながらもやわらかな感触。

お色は渋く落ち着いた黒と煤竹色の杢無地となっております。

自然繊維の持つ魅力。
それは、人の手で真似の出来ない千変万化の表情をみせる、
ぬくもりの色彩に、独特の風合い。

葛の繊維の野趣あふれる力強さの中に、人の手が
加わる事で生まれる、まるみとおだやかさ。

単衣、夏の織物にあわせて。
自然の恵みをお手元でご堪能いただけましたら幸いでございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

経糸:絹100%
緯糸:葛100%
長さ約3.95m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 6月から9月の単衣、盛夏の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆合わせるお着物 夏御召、夏紬、上布 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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