織のお着物ファン、着物通の方へ!
シンプルハイセンスな
小千谷紬九寸名古屋帯のご紹介でございます!
全国でも、特に豪雪地帯として知られる越後・小千谷地方。
雪深く湿度の高い風土は乾燥を嫌う
麻や絹の織物に適しており、冬季の農閑期に
副業として上布や縮などの織物が織り上げられておりました
雪が多いだけに、
半年近くも雪に埋もれて生活しなければなりません。
そうした厳しい環境が、手仕事の極みとも呼ぶべき織物を育んでまいりました…
その小千谷で生まれた創作品。
平廻し座繰機を使う職人は、今では幾人のご老人だけとなり、
製作は年々減っているとのこと。希少性は高まる一方でございます。
糸繰りから一貫して製作された、伝統の座繰り機による赤城紬のご紹介です!
さらに…その糸を織り上げる際にも高い技術が必要になってまいります。
太さにばらつきのある糸を用いておりますので、味わいある節が生まれるのですが、
糸が均一な太さではないため、機にかけると絡まりやすく、丹念に直しながら
織すすめなければならないため、大変な手間ひまががかかります。
独特のシャリ感のある野趣豊かな味わいがあり弾力に富み、
長繊維であるため大変丈夫な風合いを持ちます。
節感の豊かな自然なオフホワイトの帯地。
別織にて畦のような横段が織りだされました。
かたりかけてくるようなおしゃれ表情は
通の方にもおすすめです!
帯締めや帯留めでよりいっそうのおしゃれが楽しめそうです。
この機会にお手元でご愛用頂けましたら幸いでございます!
絹100%
長さ3.6m-3.8m(お仕立て上がり時)
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 お好みが合えばおいくつでも
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行など
◆合わせるお着物 小紋、御召、紬
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。