名門【多ち花】
特撰摺型友禅紋着尺
【二代 由水十久】 最高傑作加賀友禅九寸名古屋帯
別注浮織紬地

商品番号:1562428

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【 仕入れ担当 中村より 】
皆様ご存知、京でも名の通った名門「多ち花」さんのお品をご紹介致します。
現在では限られた専門店や有名店にしか並ばず、
なかなかお目にかかれないものとなっております。

帯のご紹介は何度かさせていただいておりますが、お着物のご紹介は中々出来ません!
多ち花さんの売出し会にて、
一目惚れして仕入れてきたお品でございます。
確かな手仕事による細やかな柄に圧倒される一枚。

今回は本加賀友禅の巨匠、【二代 由水十久】氏の傑作九寸名古屋帯との
コーディネートセットをご紹介させていただきます。
このお値段であれば絶対にお値打ちでございますので
この機会をお見逃しなくご検討くださいませ!


【 色柄 】
[着物]
菊唐草の地紋が浮かぶ紋意匠地。
穏やかな鼠色を基調にして、ハイセンスなお柄を染めなして。
インドネシア更紗と銘打たれた意匠。
多ち花さんならではの色彩にて表現して…
反物の中心から型をすこしずらすことで生まれる絶妙な味わい。
型摺り友禅によるお色の深みを感じて頂ける仕上がりでございます。
みずみずしいデザインをほどこした逸品でございます。


[帯]
一目でわかる由水氏の作風。
白生地には浮織が入った上質な別注生地を使用。
白を基調にして、
青紫色や黄色の浮織が横段に入った帯地には、
遊びまわる童子の意匠が描き出されました。
素描きにおきましてもその御髪の一本一本の細密な表現は健在。
ふっくりとした頬に、着物への彩色もさすが。
優雅な風格ある童子の、なんとお顔立ちのよいことでしょう。

「子供」という存在は、その完成度から実に高く評価される絵柄です。
ですから童子を描く御着物や帯は少なからずございますが、
中でもなぜ由水氏の童子がこれほどまでに熱狂的支持を得ているのか…
そのひとつの理由が、まさにこの「気高さ」にございます。


【 二代 由水十久について 】
本名:由水充
本加賀友禅作家
伝統工芸士
石川県指定無形文化財技術保持者
加賀友禅技術保存会会員
石川県インテリアデザイン協会会員

1952年石川県金沢市生まれ。
加賀友禅作家、初代・由水十久の次男として生をうける
多摩美術大学で日本画を専攻。
加山又造と上野泰郎の両名に指導を受ける。

大学卒業後に帰郷。
1987年に独立、加賀染振興協会に落款を登録。
父である初代が亡くなった翌年の1989年、
二代由水十久を襲名。
「うなゐ」と呼ばれる童子の意匠を得意とし、
伝統として初代より技法等の基本的要素は継承しつつ、
より進化させつつ図案や、テーマ、配色等を
全く新しく展開。
現在も初代の意思を継ぎながら、兄・由水煌人と共に
『平成の十久』として創作活動を続けている。
歌舞伎や能狂言などの伝統芸能、古事記や万葉集、
古今集、新古今集や源氏物語、伊勢物語などの
日本の古典文学、春夏秋冬の遊びや年中行事、
日本だけでなく世界の神話や、故事来歴、
西欧の古典音楽家シリーズ、オリンピックや
サッカーなどのスポーツ、時事的な話題に
取材したものなど古今東西を童子の姿に
仮託して表現された独特の作風である。

【 経歴 】
1952年 初代由水十久の次男として金沢市大野町に生まれる
1971年 石川県金沢泉丘高校卒業
1980年 多摩美術大学日本画専攻卒業
    ※在学中は加山又造、上野泰郎両先生に指導を受ける
    東京銀座にて個展を開催、帰郷し由水塾に入門
1987年 加賀友禅作家として認定を受け落款登録、加賀振興協会に加入
1989年 「由水充工房」設立(のち「由水十久工房」と改める)
    初代由水十久の一周忌法要を機に2代由水十久襲名
    加賀友禅新作競技会で第一席受賞
1990年 2代目襲名記念個展開催(京都文化博物館)
1996年 伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県立美術館所蔵)
    通産省指定伝統工芸士の認定を受ける
1997年 美展において特選受賞
1999年 ルクセンブルク大公殿下御夫妻、高円宮殿下御夫妻
    由水十久工房ご来臨
    伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県美術館所蔵)
2001年 石川県指定無形文化財
    加賀友禅技術保存会会員の認定を受ける
2018年 京都・東京にて襲名三十周年記念展開催
2021年 石川県指定無形文化財
    加賀友禅技術保存会会長に就く




【 多ち花・摺り友禅について 】
多ち花さんの創業は1960年。
以来60年近くオリジナリティ溢れる作品を世に送り出しておられます。
創業者袖崎 善蔵氏は名門「千總」にて着物作りの基礎を学び、その後多ち花を設立しました。
多ち花さんの特徴はなんといってもひと目でわかる意匠。
摺型染によって表現されるその意匠は、
創業以来創り続けてきた型を使用して、こだわりを持って大胆かつ繊細に創作されております。

今回ご紹介のお品は型摺りによって20回近く染め重ねられて創作された逸品。
型摺り友禅では手描き友禅とは異なり、
一色毎に何枚もの型を幾度も重ねて、染めを繰り返し行うため、
ほんの数ミリでもずれてしまいますときれいな作品を創り上げることはできず、
本当に熟練の域が求められる、緻密で高度なまさに職人技と呼べる技法です。

そういった型は、どこか一部でもこわれてしまえば二度と使用することは出来なくなってしまいます。
大変な手間ひまと、繊細な根気が求められますので、本当に高級なおきものにのみ染め上げられます。
そのため、合理化の進む最近では、型の味わいがにじみ出てくるような手仕事のお品は大変少なくなってまいりました。


【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品

京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。

「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。

明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。

量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

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090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

[着物]
絹100% 
長さ12.4m 内巾36.5cm(最大裄丈69cm 肩巾袖巾34.5cm)
白生地には大塚ブランドの紋意匠地を使用しております。

[帯]
絹100%  長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯
◇お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけなど


※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(湯のし)


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